イラスト依頼をもらうために、提案するけど中々採用されない・・・。
そんな悩みを持っている方に向けた、実際採用されたときの提案文を3つ紹介します!
提案文のポイントは3つあります。
・読み手に読みやすい文・レイアウトを意識
・さり気ない自分のアピール
・添付資料は依頼にあった画像を選択
それでは一つ一つ詳しく解説していきましょう!
このポイントは様々な場面で使えますが、
今回は「コミッションサイトでの提案」を想定して説明していきます。
まだコミッションサイトに登録してない方や、「有償依頼の流れがわからない・・。」という人は此方をご覧ください!
本記事はプロモーションを含みます。
提案文の役割とは?
まずは提案文はの役割を知っておきましょう!
提案文は依頼者様に依頼した場面をイメージさせる役割があります。
イメージができると、不安がなくなり安心感が生まれます。
また金額が発生するのでより、できれば安心感のある方にご依頼したいものです。
アピールをすることも大事ですが、相手にしっかり自分とのやり取りした際のイメージを伝えることも重要なポイントです。
最後まで読んでもらえる工夫をしよう!
せっかく考えた提案文も最後まで読んでもらえなければ意味がありません。
例えば
Aさんの場合
私はSNSアイコンをかいたり、立ち絵を描くご依頼を頂い多経験があります。得意なジャンルは女性キャラ、美少年キャラ、動物を描くことです。依頼実績としては先月は沢山の依頼を頂き、今月も多くの依頼を頂いております。
Bさんの場合
私はSNSアイコン・立ち絵の依頼実績があります。
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【得意ジャンル】
・女性キャラ
・美少年キャラ
・動物
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【依頼実績】
・先月→15件
・今月→6件
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どちらが読みやすい提案文でしたか?
ほとんどの人は「Bさん」の提案文の方が読みやすいと感じるでしょう。
なぜBさんの方が読みやすいか、提案文のコツを細かく見てみましょう。
簡潔に、わかりやすく、短文で
大体のひとは沢山の文字がびっしり敷き詰められていると、読む前から難しそう・・。という印象を持ってしまいます。
なので、できるだけ言いたいことを短文でかきましょう。
そして、依頼を初めてされる方にもわかりやすいように、専門用語を使うのでなく誰でもでもわかるような言葉を選ぶのもポイントです。
数字をできるだけいれていこう!
数字を入れることでより正確なイメージをしてもらいやすくなります。
【数字を入れた方がよい箇所】
・納期
・依頼実績
・修正回数
納期・修正回数などは自分のイメージと相手のイメージを正確に伝えることで、トラブルも防げるのでぜひ入れていきましょう!
依頼実績がないよ・・!という方は、初めての依頼をもらうまでにしたことを紹介している記事を参考にしてみてください!
もちろん実績なくても、アピールする方法をこの記事で話していくので安心してください!
文だけでなく、レイアウトや見た目も大事
これまでは文章のコツをお伝えしました。
その読まれやすい文章をより見てもらえるために、レイアウトにも気配ってみましょう!
レイアウトと言ってもとっても簡単なポイントです。
・できるだけ箇条書きにする
・カテゴリ別に記号などで区切る
・【】を使う
先ほどのBさんの例を使って説明すると
このようにレイアウトに関しても、見やすい工夫ができます。
今回は「ー」を使ってますが「☆」など、区切る役割ができれば何でも大丈夫です。
自分ぴったりです!と伝えていこう
先ほどの読みやすい文のところで、依頼実績を数字で表そう!と伝えましたが、まだ実績がない人もいると思います。
実績の有無関係なく、自分をアピール方法があります。
それは「この依頼に自分はピッタリです!」と伝えることです。
どういうこと?と思われると思うので一例をあげて説明していきたいと思います。
【例】
・女性キャラを描くのが得意なCさん
・Cさんは実績がまだない状態
・「依頼内容:可愛い女の子のSNSアイコン」に提案する
(さりげないアピール文)
私は女性キャラを描くのが得意です。自分のSNSアイコンも制作していて、アイコン制作の知識があります!
当たり前のことを描いてるように見えますが、重要なんです。
なぜなら、得意分野であれば安心して依頼できる!と思ってもらえるし、アイコン制作の知識もあるならより信頼感があるからです。
自分の中では当たり前だと思っていることでも、ほかの人から見たらすごいスキルになりえることは沢山あります!
ぜひ、積極的に提案する際は自分のスキルと依頼との相性を伝えていきましょう!
依頼にあった資料画像を
コミッションサイトによっては、提案文と一緒に資料画像を提出することができます。
その時は、依頼にあったイラストテイストを提出しましょう!
せっかく最後まで提案文を読んでもらっても、資料画像で失敗してしまってはもったいないですよね!
そんな資料画像のポイントを解説していきます。
画像を添付するだけでなく説明も!
画像を添付して、「添付資料をご参照ください」でもいいですが、資料について一言の説明を入れるのをおすすめします。
添付画像の説明文は、提案文の中に入れます。
1枚目→SNSアイコンのサンプル例
2枚目→女性キャラのサンプル例
このような感じに説明文を入れておくと、画像を見たときに自分が見てほしい部分を見てもらえます。
イラストイメージの添付画像
依頼内容をみて、どんなイラストを求められてるかを読み取りましょう!
そして、求められているイラストにあった資料画像をつけるのがおススメです。
依頼内容が「戦うシーンの一枚絵」などであれば、躍動感のあるイラストや、武器などを持っているイラストを選ぶ、など。
資料画像と言いながらラフ画を添付
これは効率はよくないですが、採用される確率がグンと上がる方法です。
基本ラフ画は、ご依頼頂いてから制作するものですが、提案する段階でラフ画が描けるのであれば、ラフ画を資料画像に入れる方法です。
もちろん採用されない場合は、せっかく書いたラフ画は無駄になりますが、一番依頼頂いた際の作品のイメージを伝えれます!
依頼実績がない当初は
私も最初はラフ画をひたすら提案文と一緒に添付しやっておりました!
最後に提案文のテンプレートご紹介
今までのポイントをまとめて、テンプレートを作ってみました。
自己紹介(1,2文)
さり気ないアピール文
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【お取引流れ】
ヒアリング
↓
ラフ画提案(修正回数〇案)
↓
カラーラフ案(修正回数〇案)
↓
清書後納品
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【納期】
ご依頼から〇日前後
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【依頼実績】
・アイコン制作〇件
・○○制作 〇件
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(※添付画像がつけられる場合)
【添付画像説明】
・一枚目→○○○
・二枚目→〇〇〇
添付画像については触れていませんが、
私が良く使っている提案文のベースになります。
毎回、提案文を打つのも大変なので、私はパソコンのメモ帳に登録しているコミッションサイト別にテンプレートを作っています。
【コミッションサイトの種類に関してはコチラ↓】
そうすることで、より沢山の提案ができ依頼を頂ける確率もあがります!
ぜひ、皆さんの依頼獲得のお力になれば幸いです。
参考資料
提案文のポイントを考えるにあたって、
下記の書籍を参考にしました。
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