皆さん「構図」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
構図って難しそう・・。
でも
「構図の知識は学びたいけど、何から学べば良いかわからない」
「自分のイラストをより見栄え良いものにしたい!」
と、思う気持ちもありますよね。
そんな構図初心者の方向けに、すぐできる5つの構図方法をお伝えします!
全て「そんな簡単なの!?」と思うようなものです。
①見せたいものを中心に置く方法
「え?当たり前じゃない?」
と思われがちですが、意識していないと癖で左寄りや右寄りになってしまいがちなのです。
自分が一番見せたい部分を上の図の黄色い部分に描くようにすると、
人間は中心のものを無意識的に最初に見るので、第一印象がしっかり伝わります。
今回は「表情」を一番見せたい部分として、描いた例になります。
三分割方法
キャンバスを縦・横それぞれ三分割にし物体をそれぞれの交点において描く方法です。
背景などを描く時は、横や縦の線を利用するとバランスよく見えます。
最近ではカメラのグリッド線などもこの方法になります。
上記の例は、右下の交点に「顔」左上の交点に「ダイヤ」、
横線を基準に「地平線」を表現しています。
視線誘導方法
これは見せたい部分が複数あるときに、使用すると効果的な方法です。
人間は情報の混乱を嫌うので、
見せる部分がまばらに配置されていると、見る場所を迷ってしまいます。
なので、見せたい部分が線で繋がるように、
見る人にどういう風に見て欲しいのか、を意識しながら
人物や、物体を配置するとすっきりしたイラストになります。
今回の視点の流れとしては
女性の髪の毛→女性の顔→男性の顔
という流れをイメージして線を繋いています。
大きさにメリハリをつける方法
人物だけにかかわらず、物体・人物に「大・中・小」に大きさを分けて描くと
その物体にメリハリがつき、目が行き易くなります。
見せたいもの順に、大きさを分けることを意識するだけでも
しっかりとした、構図になるのです。
直線に物体を配置する方法
縦・斜め・横なんでも大丈夫です。
とりあえずキャンバスに一本線をひきます。
その後に、人物であれば目線を合わせたり、
物体を置くのであれば、その線を基準に配置をします。
直線上に配置することで、統一感を表現することができます。
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最後に
簡単な構図5選はいかがだったでしょうか?
最後に注意点として、
構図を意識しての表現をすることも大事ですが、
構図に捉われすぎて、自分の思い通りの表現ができなくなることもあります。
なので、適度に構図の知識を取り入れながら、
自分らしい作品を仕上げていきましょう。
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