イラストを描いていて絶対と言っていいほど、着色をする場所。
それは肌ですよね。
肌を塗るときに
「なんだかくすんだ色の肌になってしまう・・。」
「神絵師は青系の色を入れているけどうまくいかない・・。」
「色の選び方や使い方がわからない・・。」
そんな悩みの人は
色の選び方のポイントがわかっていない状態です。
今回は初心者でもわかりやすく4つのポイントだけで
着色表現が劇的にグレードアップする方法をお伝えします。
ポイント①色相を使う
まずは、色の基本の「明度」「彩度」「色相」を知りましょう。
着色する際に色がくすんでしまうのは、
多くの原因が「明度・彩度」だけで着色しているからです。
ではどのように違うか、下を見てみましょう。
この上の図は、色相を使った場合と使ってない場合の比較です。
下の色合いは肌がくすんでいるように見えてしまっていますが、
上の色合いは立体感が表現されています。
上のイラストで
どのように色相を使っているかカラーパレットで見てみましょう。
色相の円のサークルを移動して、色が使われていることがわかります。
つまり、色相を少し変更して塗ることで、表現の幅が広がるのです。
ポイント②青色系は空気感を出す色
なぜ、影に青色を乗せて使うことが多いのか。
その理由は、青色系を使うと物体と物体の間に空気感が出て、
より立体的に見えるのです。
なので、顎と首の付け根の部分の間に青系の色を置くだけで、
立体的が出来上がります。
先ほどお話ししたように色相を使ってもいるので、
表現の幅も広がります。
ポイント③肌に赤みを出す
血色良い肌を表現したいときに一番効果的な方法は、
目元・鼻・唇
にベース色より赤い色をほんのり乗せることです。
特に目元はキャラクターのパーソナルカラーともいえるので、
仮に青色など多くと、ひ弱さ・暗めのキャラをイメージさせることができます。
ポイント④オーバーレイで透明感を出す
今までご紹介したポイントで塗りが終われば、後は仕上げ作業です。
オーバーレイという、光の表現を使っていきましょう。
一番光が当たる部分がどこかを理解して
光の表現をしていきます。
ここで注意なのが、あまりオーバーレイを多用してしまうと、
肌の質感が固く見えてしまうので、
うまく調整をして、表現をしていくことをお勧めします。
以上が、今すぐできる簡単な肌の色選びになります。
色選びに悩んでいる方がいれば、ぜひ試してみてください。
また、塗り方の参考資料ですが、こちらの記事で案内している
本でも、肌だけでなく全体の色の知識が書かれているので
もしこの記事で色の知識に興味がある方は
こちらもご参考にしてみてください!
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